超個人的ニュース

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4人以上の飲み会になると喋れない病

仲の良い友人2人や3人の飲み会だと気軽に話せるけれども,4人以上になると途端に話せなくなることがある。

 

もともと引っ込み思案な性格であり,打ち解けるまでに時間もかかることがあるが,4人以上の飲み会になると比較的あまり話すことができなくなる。

 

なんでなんだろうと考えた時に,内的な要因と外的な要因があるように思った。

 

内的要因

先ほども述べたように引っ込み思案な性格は大きく影響している。

 

具体的には自分の話を積極的にするというよりも相手の話を聞いたうえで,自己開示していくというコミュニケーションの傾向がある。

 

さらには「こういうことを聞いたら失礼にあたらないかな」と思うばかり,コミュニケーションが慎重になってしまい,結局は言葉を飲むことがある。

 

そのため4人以上の会話だと,話題がポンポンと移り変わっていくため頭の中でウジウジと考えている間に,話したい内容が終わってしまう。

 

また,4人以上だと会話の発言量が分散されるため,極端な話,自分が喋らなくても場はもってしまう。

 

上記のように心の中で葛藤していたとしても,他の参加者が会話を展開するため,努力して話すまでに至らない。

 

これが2人や3人だとそうはいかないため,意識せずともオートマチックに喋っているように思う。

 

外的要因

参加者に対する親密度のばらつきは大きいように思う。例えば,A君,B君とはよくラインをする間柄だとしても,C君が1年ぶりに会うような間柄だとすると,C君を置いてけぼりにしないように話題を慎重に選ぶ必要がある。

 

そのため全員が共通して楽しめる話題設定をするというのも難しさとしてある。

 

A君,B君と共通の趣味を持っていたとしても,C君はその趣味に興味がない場合,またはB君,C君と共通の友人がいて,A君はそうではない場合,一部の人の共通の話題で語り合ったとしても,誰かがつまらなさそうにしている時間が発生するため,気をつかってしまい,話題選びに慎重にならざるをえない。

 

お互いの性格も要因しており,全員が主体的に話すような性格でない場合は沈黙が多い反面,主体的に話すような人がいる場合は,自然と盛り上がっていることが多い。

 

これに,会社や学校の先輩が参加するといった自分のポジションが相対的に決まってしまう飲み会の場合では,気軽に話すことが難しくなり,より一層無口になってしまう。

 

特に気難しい先輩が同席する場合,心理的安全性が確保されていないため,喋らないことで自己防衛をはかっているように思う。

 

これは昨今の若者の飲み会離れの一要因であるようにも思われる。

 

4人以上の飲み会を楽しむにはどうすればよいのか

つらつらと述べたが,やっぱり自分の発言回数に比例して,飲み会の満足度も高いと経験上感じる。

 

そのためにも,4人以上の飲み会を楽しめるようなスキルを持ち合わせているのは飲み会,ひいては人生の満足度を高めていくにも重要だと考える。

 

内的な要因として,考えすぎるあまり喋れないことがあるので,いっそのこと酒の力をかりて,深く考えすぎないレベルまで自分をもっていくのが一つの案だと思う。

 

ある意味,気軽に話すための潤滑剤としてお酒があり,そのための飲み会なのだ。

 

外的な要因として,自分が幹事の場合,参加者を親密度の高さでそろえることは可能になるであろうが,会社や同窓会などの多くの人が参加する飲み会では不可能である。

 

であれば,話題のコントロールをすることで,自分の話しやすい,興味のある話題で盛り上がることが賢明かもしれない。

 

または,大所帯の飲み会の場合は,主体的に話す人がいる近くの卓に座ることで,楽しめる確率は高まるかもしれない。

 

結局のところ

このように考えてみたが,結局のところたくさんの飲み会に参加して場数を踏むことこそ,楽しむための最短ルートである。ブログを書かず,居酒屋に出よ,と思った。