たけの無修正日記

毎日がんばるぞ

ペペロンチーノに添えてある唐辛子は食べるべきなのか

今日は個人経営のイタリアンレストランに入った。建物がロッジ風の作りになっていて,都内なのに山梨の山奥に来たような気持ちにさせられた(山梨の山奥には行ったことありませんがなんとなく)。

 

店内も木の椅子や机が置かれていて,店員さんもボーダーのTシャツが制服みたいで,なんか牧歌的な気持ちにさせられた。すごくよい。仕事の締切が近づいていたけど,焦らない焦らないと思うことが許されるようなそんな店内だった。

 

大学生位の女性の店員さんが接客をしてくれたのだけど,明らかに新人さんっぽいなと思った。だって,その後ろで30代ぐらいのベテランお姉さんが常に目を光らせているから。

 

僕がサラダを食べ終えたら,そのお姉さんが「ほら,あそこサラダ食べ終わってるよ。どうするの?」と新人さんに小声で指摘していたんだけど,店内も狭く,静かなので,明らかに僕にも聞こえてくる。

 

新人さんが緊張しながら,小声で「これ下げますね」とお皿を片付けてくれるのを,僕は事前にわかっていたけど,白々しく演技して,聞いていなかったことにした。僕なりの小さな優しさである。

 

僕も大学生の頃に飲食でアルバイトしていたから,オーダーを取ってキッチンに伝えるのをしどろもどろになっていた時期もあったので,あたたかい目で見守っていた。

 

それから5分ほどして注文したペペロンチーノが届いた。いつも疑問に思うのだが,ペペロンチーノに付いてくる唐辛子は彩のためにあるのか,それとも味変したい時のためにあるのか,いつも疑問に思う。

 

違うレストランで唐辛子を食べた時は辛さがまったくなかったこともあり,彩であり,味変であると思っていた。その経験もあって今回もパクリといってみたが,顔から火が出そうになった。激辛であった。辛いというか,もはや痛かった。

 

これは味変ではない,彩のためなのだと確信した。しかし,なぜ彩のために置くのであれば,最初に警告してくれないのだろうか。「食べるな危険」と伝えて欲しい。食べ物の中に爆薬を仕込んでおくのと変わりないのではないのだろうか。

 

一人で食べているだけに,辛いというリアクションも出来ずに,平気なフリをしなければならないのもつらい。アルバイトをあたたかい目で見守っていたが,僕のほうもあたたかく見守ってほしいものだと思った。