たけの無修正日記

毎日がんばるぞ

色彩検定2級を受けてみた

今日は明治大学中野キャンパスで行われた色彩検定を受けに行ってきた。

 

3級を持っていないこともあり,1か月ぐらい前から3,2級の問題集とテキストを購入して,小1時間ぐらいほぼ毎日勉強していた。

 

しかし,1週間ぐらい前からテキストの内容が頭に入っていなかったので「あ,これ間に合わんかも」と弱音になってしまい,さらに「何でおれはこの検定の勉強をしているんだ?」と懐疑的になってしまい,また読書にはまったりしてしまい,もはや合格を諦めていた。

 

そのためここ1週間ぐらいはテキストを一切見なかった。安西先生の「諦めたらそこで試合終了ですよ」が,ここ1週間,心の中でこだましていた。

 

そんな諦めモードのなか会場に着いた。試験時刻の1時間前に着いたこともあり,1番乗りであった。会場にいた試験官には,めちゃくちゃやる気が入っている奴に思われていたと思う。

 

しかし,本当にやる気がなかったのでカバンの中に勉強できるものを持っていなかった。その代わり,みうらじゅん氏の著書「人生エロエロ」を試験開始まで読んでいた(卑猥な絵が入っているのに,試験会場で読む本としては似つかわしくない)。

 

周りから見たら,1番早くについているにもかかわらず一切勉強していないので,余裕のあるやつとみなされていたに違いない。もしかしたら,僕を見る人たちは,その余裕っぷりに「あいつ勉強しないのかよ」と動揺し,目が泳いでいたのではないだろうか。

 

色彩検定の合格基準は70%以上の正解率らしいが,この%も絶対的なものではなく,どうやら相対的なものらしい。

 

もしかしたら自分が読書することで,周りを動揺させ,普段の実力を出させなくすることで,自分の合格率が上がるのではないかとひらめいた。そうすると,これはある意味戦略的読書になる。そしてみうらじゅん氏が書いた強烈な絵を見た周りの生徒は軒並み点数が下がるに違いない。

 

勝った。この試合は終わってなかった。まだ勝機はある!!!

そして試験開始時刻となり,試験用紙が配られた。

パッと問題用紙を見て,早速鉛筆を転がした。

わからなすぎた。しっかり落ちたと思う。

 

ちなみにどうでもよいが,男女比は1対9で商業高校や吹奏楽部に入ると,こんな気持ちなのかなぁと思った。本当にどうでもいい。

 

そして,帰り道に中野セントラルパークを通ったが,噴水の周りに子どもたちがものすごい集まっていて,「中野区のこどもが全員集結したのではないか?」と思うほどだった。これもどうでもいいことだ。